<サントリー不買運動に発展>社長、新浪剛史氏の発言内容とは?

サントリーホールディングス社長の新浪剛史氏の発言が炎上、物議をかもし、不買運動にまで発展しているようだ。

 

 

経済同友会の記者会見での、ジャニーズ事務所についての発言

9月12日に行われた経済同友会の記者会見で、代表幹事をつとめるサントリー社長の新浪剛史氏は、故ジャニー喜多川氏による性加害問題について発言した。

 

ジャニー氏性加害について

「人権侵害であり、大変遺憾だ」

「(所属タレントを)広告などに起用することはチャイルド・アビューズ児童虐待)を認めることになり、国際的な非難のもとになる」

「タレントの方には心苦しいが、他の事務所に移るとかの手があるのではないか」と述べた。

 

7日のジャニーズ事務所の記者会見については、

「対応は不十分で真摯に反省しているか大変疑わしく、しっかりとしたガバナンス(企業統治)の体制を取り、二度とあってはいけないことだと示せていない」と述べた。

 

また、十分な被害者救済策や再発防止策が取られないかぎり、サントリーとしては同事務所と新たな契約を結ばない考えを示した。

 

社長を退任した藤島ジュリー景子氏が同事務所の全株式を保有し続けることにも疑問を投げ掛けた。同社がガバナンス不全に陥った要因として挙げられる同族経営体制にメスを入れるべきとの考えを示した

会見の内容を見る限り、ジャニーズ事務所について強く批判をしているように受け取れる。また、組織の解体をすべきという意味にも取れる内容だ。

 

この会見を受けて、怒ったジャニーズファンたちはサントリー不買運動を始めた。

 

また今回の件を受けて、ジャニーズタレントの広告やCMへの起用をやめるアサヒや花王などの不買運動も起こっており、反対に起用継続を表明した不二家を応援するといった動きに発展しているという。

 

起業に対しても、ジャニーズファンの中では同様に不買運動が行われているようだ。

 

②9月29日に日本記者クラブでおこなった会見での発言

9月29日、日本記者クラブでの会見での新浪氏の発言が、さらに炎上の火に油を注いでいる。

この会見の中で新浪氏は、健康保険制度について、

国民皆保険を民間がこの分野を担っていったらどうかと思う」

と発言。

新浪氏は過去にマイナンバーカードの導入を促進するような発言をしており、今回の発言について、マイナンバーカードの導入は「国民皆保険をなくし、健康保険を民営化すること」が目的なのではないか、との説が広まっているようだ。

 

この発言については、ジャニーズファン以外からも危険視されており、大炎上に発展している。ジャニーズファン以外からも不買運動が起こる事態となっている。

 

今回の炎上を受け、過去の発言も掘り返されて話題となっている。

以前新浪氏は45歳定年制を提唱し、その時も炎上していた経緯がある。

また、自身は60代であることなどが批難を浴びている。

 

また、中には新浪氏と韓国や中国とのつながりを指摘する声もあるようだ。

 

 

③そもそも新浪剛史氏とは?

慶応大学の経済学部を卒業後、三菱商事に入社、その後ハーバード大学経営大学院を終了しMBAを取得。その後、株式会社ローソンに移りローソンCEOを歴任しているようだ。

と、経歴や学歴はエリートコースのようだ。

 

プライベートについては3回の離婚と4回の結婚をしているとのことで、

1回目の結婚相手は三菱商事時代の同僚女性、2回目の結婚相手はNHKのアナウンサー、3回目の結婚相手は20歳年下の東大大学院卒の女性だったとのことで、4回目の結婚のお相手については詳細は明かされていないよう。女性関係については、なかなかの破天荒振りが伺える。

 

ジャニーズを批判するつもりが自身が批難され不買運動にまで発展してしまった新浪氏だが、果たしてサントリーでは新浪氏へのペナルティなどはあるのだろうか。