朝ドラ「ブギウギ」で元ジャニーズ 草彅剛が演じるのは、ジャニー氏被害証言者の父親?

10月2日スタートの朝の連続テレビ小説「ブギウギ」。

戦後のヒット曲「東京ブギウギ」で知られる笠置シヅ子さんをモデルにしたドラマだ。

 

ヒロインの笠置シヅ子を女優の趣里が演じ、その他のキャストも段階的に発表された。

そんな中、ジャニーズ事務所を退所し、飯島美智氏が代表を務める事務所「新しい地図」に移籍した草彅剛が、「ブギウギ」に出演することが発表された。

 

そして、なんとこの草彅剛が演じるのは、ジャニー喜多川氏の性加害問題で被害を名乗り出ている人物の父親「服部良一」氏の役なのだ。

 

 

ジャニー喜多川氏の性加害問題で被害を名乗り出ている服部吉次氏は、服部良一氏の次男で、俳優などをやっていたそうだ。

 

服部良一氏は戦後歌謡界を代表する作曲家で、「東京ブギウギ」など数多くのヒット曲を生み出し、国民栄誉賞まで授与された人物。

草彅演じる劇中の服部良一氏の名前は「羽鳥善一」であり、名前は一応変えてあるようだ。

 

そんな服部良一氏の家に、若き頃のジャニー喜多川氏は出入りしていたという。

そして、なんと8歳の頃から被害を受けていたといい、よく遊びに来ていた友人も被害を受けていたと告白している。

 

ただ、服部吉次さんは、大人になってからもジャニーズの舞台に出演していたといい、今回の告発を疑問視する声も上がっているようだ。

 

 

ジャニーズ問題の渦中に元ジャニーズの草彅剛の朝ドラ出演が決まったこともタイミングが良すぎることだが、その演じる役柄がジャニー氏の性被害を訴える人物の父親という皮肉なものである。

 

 

草彅剛の朝ドラ出演が発表されたのが7月頭で、そのすぐ後に服部吉次氏の告白があったため、そういった意味ではタイミングが悪かったのかもしれないが、配役変更などを考えても良いのではとは感じる。